”強羅花壇”というと日本の旅館を代表する アマンホテルに匹敵する宿。
また、ペニンシュラーと言うと、世界を代表するホテルです。その2件に面白いエピソード
が祇園でありました。芸妓さんというと、お座敷の仕事以外に色々なバージョンが
あるのは、私の本〝愛され上手になる 祇園流・女磨き〟でご紹介している通りですが、
最近、 強羅花壇で宴会とペニンシュラーでご接待という、超豪華なお仕事が依頼されました。
中身の宴会などは興味の無いものですが、芸妓さんの楽しみは〝お泊まり〟でした。
この2件とも 日程も全く異なる仕事ですが、担当に選ばれた芸妓さん達の期待は
〝勿論お泊まりはそのホテル・その宿〟でした。のにも、かかわらずPホテルの方達は、
〝まあ 良かったけどPホテルとは違いがっかりでした〟とまた、強羅花壇の方は
〝比べ物にならないようなしょぼい旅館〟だったようです。(×_×)まあ 働きに行って
いるので、仕方がないちゃ仕方がないですが、目の前の宝物は見るだけの〝絵に描いた
餅〟でした。期待した方も間違いでしたが、つらい出張仕事でした。〝先に言ってほしいなあ〟
だったら、期待しなかったのに”。これは、祇園では珍しいパターンの一つでした。
バブル祇園の肩すかしお話しでした。こんな事もありますよ。経験 経験(^○^)
2007年12月26日