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2016年02月06日

第4回葉々の会

第4回 井上安寿子京舞公演 葉々の会 が、午後3時から、祇園甲部歌舞練場で開催されました。安寿子さんの姉弟子 葉子師の 常磐津 松島で幕開け 松島への道中 春夏秋冬を表現するすっきりとした舞。二つ目は、安寿子さんの地唄越後獅子 長唄のような派手さはないが、お座敷舞での振り付けがぴったりです。京のうつろい舞妓6人芸妓6人の春夏秋冬 都をどりの縮小版のような舞台。お客様が喜ぶサービス出し物でした。続いて 五世井上八千代家元の 地唄 雪  流石にしっとりと空気が止まったような引き込まれる舞でした。昔の恋を愁に沈む心 まだ、お年的には早いようですが、舞で表現できるのは流石です。最後は、安寿子さんの 義太夫 上方唄 信乃 莟の八つ房 里見八犬伝の犬塚信乃が主人公の舞でした。45年ほど前になりますかしら。かの子さんと言う大先輩の芸妓さんが、国立劇場で舞われたのを初めて拝見しました。ゾッとするほど感激したのは、初めてでした。以後 五世家元 など拝見しました。これから何度も目にするであろうこの演目 これからも楽しみです。これに因んでのお配りもの 八犬伝まんじゅう  洒落てますね。