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2007年12月08日

顔見世花街総見 舞妓の簪〝まねき〟

今年も南座の顔見世の花街の総見がありました。京都5花街が
順番に始まります。今年は、宮川町が、一番でした。先斗町、東新地
祇園甲部 上七軒と七日まで続きました。それはそれは華やかな桟敷席
で、舞台が退屈に(ごめんなさい)なったら、桟敷を見て楽しむという二倍
楽しむ顔見世の見方です。もし、日程に都合のつく方は、南座に問い合わせ
総見の日を聞いてから、チケットを取られるとお得かも。
舞妓さんの簪は一二月は〝まねきの簪〟になっています。”まねき”は、
顔見世の正面玄関の上段に飾ってある名前の書いた札のような物です。
舞妓さんの簪も三ににして同じ物が髪飾りにしてあり、紙の部分は白紙に
なっていて、この日〝総見の日〟にご贔屓の役者さんの楽屋に行って、
書いて貰います。立ち役の役者さんは黒色の墨で、女形の役者さんには
紅で書いて貰います。バランス良く赤黒が綺麗ですが、ファンが立ち役ならば
仕方ないでしょう。今年は襲名の関係で、〝中村錦之助〟さんが、多いかも。
道行く舞妓さんの”まねき”に注意して見てくださいね。