月別アーカイブ: 2023年4月

2023年04月30日

都をどり 千秋楽

7年ぶりに耐震工事が終わり 柿落としが行われた “祇園甲部 都をどり” 歌舞練場
30日間の公演が無事終了し 本日千秋楽を迎えました。3月に 膝の手術をして ひと月半の入院と言われたので、今年の 都をどり は行けないかもしれない。と覚悟して 一応 30日の千秋楽のチケットを予約してました。運良く無事に間に合いました。杖も入らず 普通に歩けるようになり良かったです。入り口にはまだ 2026年に完成予定の 帝国ホテル の工事が続行中です。
今年の出し物は はんなりして 祇園祭 七夕の織姫彦星 芸妓舞妓さんの場面があり楽しめました。イヤホンガイドも用意されていて 初めての方には分かりやすく良いことです。
お隣のお客様から “足は大丈夫ですか?良く歩けますね”と声をかけていただきました。“えー私のことですか?”“そうです ブログ拝見してます”と言っていただき驚きました。 有難いです。
ご心配して頂き またお声がけまでしてくださり。個人のブログなのに 感謝いたします。
これからも祇園町をご贔屓に お願いいたします。あー間に合ってよかった。
GW は 調子に乗らずおとなしくゆっくりします。
祇園町のみなさん お疲れ様でした。パーっと遊びに出掛けてくださいね。

2023年04月29日

石本 正 生誕100年 京セラ美術館 

4/4から 5/28日まで 京セラ美術館で開催されている
“生誕100年 回顧展 石本 正 ”
先生の作品は ほとんどが 島根県浜田市 石正美術館 に保管されています。先生のご出身地です。京都の等持院にお住まいでした。私が17歳 舞妓さんの頃 祇園のお茶屋 “富美代”さんに呼ばれて お昼の時間 1週間ほど続けてお座敷に呼ばれました。お座敷と言っても お部屋で写生されるのです。毎日毎日 富美代さんに通い続け 先生との会話も進みます。時には眠くなったりします。その時 先生は “今は顔を描かないから 眠っても良いよ”と優しく言ってくださいます。
5時頃までで終わられて その後私は他のお座敷に宴会に行きます。数年後には 等持院のお宅にも寄せていただきました。モデルさんや京都芸大の学生さんもいらしてました。時には 箱枕で寝ている姿 足を崩した横座り とか 長い期間には会話も弾み先生の恋愛論なども伺いました。人見知りはされるそうですが、お話はお上手でした。このポスターのモデルは私です。富美代さんの お玄関の のれんの前で のポーズです。着物は 先生のお好みで描かれます。イメージは着ていた着物ですが、先生が夜お休みになってる時に 閃いて描かれるそうです。一気に見て歩いたので疲れました。また、出直して ゆっくり興味のあるお部屋だけ伺おうと思います。
私に会いに 京セラ美術館に 行ってくださいね。

2023年04月25日

退院ひと月

お仲間でランチを予定してましたが、急遽 店主が入院されたので 林さまのお宅でお弁当ランチに変更。三友居さんの 春の籠弁当に粟餅 ささよさんお持たせのコムトジュールのケーキ 薫ちゃんお持たせ 名古屋の千寿の天むす ランチが急遽 ”退院ひと月会“お祝いに変更になりました。
回復祝い ではないまだ 回復途中お祝い です。もう 退院してひと月 ウワー早っ!
三友居さんの 春の花籠弁当は 家庭画報の写真でしか 見たことないと言う お二人 北野の粟餅も初めてだとか。私はきなこが好き でも あんこも美味しい。コムトジュールのお菓子は どれも美味しい お宅の美しいお庭を拝見しながらの 楽しい午後でした。皆さま ありがとうございます。


2023年04月21日

退院4週間目

あっという間の 退院4週間目です。ひと月検診も 無事終わり 運転もできるようになりました。お祝いに “杦さん”の 花山椒牛鍋 家でお祝いしました。
ずっと ひと月半 泊まってお世話してくださる 小野さま母娘さんとご一緒に賑やかにお祝いしました。お嬢様が キルフェボンのデラックスなフルーツタルト を注文してくださり 美味しいスイーツをご馳走になりました。足もリハビリと共に 日に日に良くなり手術したのを忘れるほどです。
タップリの花山椒に牛肉のお鍋 筍や湯葉 生麩にクレソン 贅沢な晩餐でした。


2023年04月17日

蘭さんと虎屋カフェ

ボツボツ お出かけしてます。 このひと月半 ご一緒にお泊まりしてくださってる 紗惠ちゃんが車に乗せてくださり いろんな場所に連れてくださいます。今日は お出かけの合間に 虎屋カフェにご一緒しました。お庭の桜は終わり 新緑が美しいお庭を見ながら クリームあんみつと緑茶のセットでホッコリしました。夜は 寿司“蘭”さんの ちらし寿司と鯖寿司 のお持ち帰りをして 家で楽しみました。蘭さんの女将さんから お菓子をいただき “足が良くなられたらまた お待ちしてます ”と言ってくださいました。外食 ぼちぼちですね。


2023年04月14日

比良山荘

久しぶりの外食 この時期 “花山椒と月鍋”そうなんです。熊のお鍋です。花山椒が高騰していて年々値上がりしてるそうです。10年ほど前は、京都の町家でも 春になると 花山椒と桜鱒 の
お鍋が家庭で気楽に食卓に出ましたが、最近は 花山椒は スーパーでは見かけなくなりました。東京では 牛肉より高いと言われています。お出かけは 入院前からなので ひと月半ぶりです。この間 パジャマかジャージしか着てなかったので お出かけ洋服は久しぶりです。靴もスニーカーばかり。パンプスまではいかなくても、せめてローファーは履けるか?ストッキングは傷に触らないか?などと不安ばかり。結構 心配なくお出かけ出来て楽しめました。比良山の麓はまだ 桜が咲いていて新緑との調和が爽やかでした。
お料理は カタクリの花が美しく飾ってある器に 蕗のとうとコシアブラノ天ぷら 八寸は猪のロースト 鯉の卵煮 こごみなど お刺身 もろこ焼き お鍋には 春野菜がたっぷり 熊肉と花山椒
 筍も 熊の次は 猪肉まで 栃餅や麺も美味しかったです。一年が待ち遠しいこの時期です。



2023年04月06日

まとめ

昨年秋 お友達ご夫妻とお食事に出かけました。その折 ご主人様が(整形外科ではないお医者様)
ボソッと “大きな病院の膝の整形外科に 時間をかけて診察を待っている患者さんは 全てではないが、決断しなくて 手術を受けない方が多いのです。勿論 治療が必要な方もいらっしゃる。早くに手術を決断された方は 次の人生を歩まれている”と 言われたのを耳にして グサっと胸に突き刺されました。
根本が治らないのにリハビリばかり励んでも!すぐに 手術に切り替わりました。 ご主人様 良く言ってくださいました。これがきっかけになりました。驚異の回復から退院後10日目 リハビリを励むも 思うような進歩の結果は出ず 落ち込んでました。 やはりひと月半は必要です。ゆっく焦らず 転倒せず辛抱です。ご主人先生は“一番良い選択をしたのだから大丈夫”と言うメッセージをくださいました。
自宅では 主人も 入院3日目から ショックで 声が出なくなり1週間ほど大変な思いだったそうです。皆様は“千寿ロス”だと言ってました。家でお世話をしてくださる 弟さま母娘さんにも感謝いたします。
今の痛みが 辛抱が 我慢が笑い話になる日まで 頑張ります。皆様の一言が力になります。お世話になった方々 ありがとうございました。感謝でいっぱいです。
桜の花が咲くまでに帰宅できて幸せです。
冷蔵庫にはこのようなものも

2023年04月03日

病院食

このブログをアップしてから 多くの方々からご連絡頂きました。ご心配 手術のこと リハビリ
絶対に尋ねられるのが 食事のこと
“病院食って本当に食べられない 味は薄いし 耐えられない ふりかけとか佃煮とか持っていかないと”と 全ての方々がおっしゃいます。勿論 私も覚悟して スッポンのお昆布 守半のお茶漬けのり 色々抜かりはなかったですよ。でも 美味しい。味が濃い目です。お肉や豚が多くて お魚も鰆のピカタ とか出て ご飯もピカピカ光っていて美味しい。お野菜の煮たのやブロッコリーのおしたしなど。ご飯も150グラムを90グラムに減らしてもらい 朝は基本ご飯のところパンに変えてもました。朝に 1日のメニューが配られて お昼に面白いメニューが入ります。
お好み焼き 和風ラーメン 2色丼(鮭のフレークと卵)など。楽しみも多かったです。
極めつきは ネギトロ丼 病院食で生物出る?お醤油とワサビも付いていて 手持ちの韓国海苔に巻いて 手巻き寿司 にして楽しみました。インスタントのお吸い物入れて 結構ご馳走です。笑笑
栄養士さんも頻繁に来てくださり 尋ねてくださいます。1日1800kl結構なエネルギーです。
痩せられなかったです。生野菜 トマト ヨーグル ヤクルト1000などの差し入れを追加してました。珍しい病院でした。お友達も “私 整形の時は紹介してね”と言われてました。“勿論 勿論 紹介しますが、そんな機会はない方が良いね”と笑っています。
お好み焼き 和風ラーメン 2色丼
 ネギトロ丼

2023年04月01日

九条病院 退院

週明けになって いよいよ 退院のお話が出ました。本当は 両足だと ひと月半 が通常ですが
リハビリの先生からも調子良い と聞いているので いつでも良いですと。と言って頂きましたが 
ものすごく急いで帰りたいこともなく(居心地良いので)では金曜日あたりにします。と言わせて頂きました。ちょうど3週間 歩いて(杖もなく)退院です。荷物もまとめて 先生とも退院後のリハビリの打ち合わせをしたりと 忙しく時間を過ごしました。退院の日 お迎えの方とエレベーターの前に来たら 看護師さん達が 並んで “おめでとうございます”と言ってくださり 嬉しくて お写真ご一緒に と映しました。最後まで明るくて 写真撮った方は 初めて と言われました。
無事退院です。九条病院の先生はじめ スタッフの皆さま お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。帰ってからの リハビリ 頑張ります。

梶川先生と