月別アーカイブ: 2007年8月

2007年08月19日

ブログ100回目です えずくろしい祇園言葉

昨年から〝祇園歳時記〟のブログを始めて、100回目になりました。
自分で記念日を作るのも悪くないかと思いました。来月には1年目(^-^)
さて、暑ーい、長ーい夏休みもようやく今日で終わりますが、明日からは
またまた暑ーい勤務に戻らなければなりませんね。祇園には〝えずくろしい
と言う言葉がよく使われます。可愛い舞妓さんが、年数が経つと少し大人になって
来ます。舞妓さんのスタイルは子供の格好なので、大人っぽい体つきになると、
可愛いスタイルに無理が出ます。その時〝ちょっとえずくろしいなあ
と、女将さんやお姉さん方は話し始めます。そうすると、〝襟換え〟と言って
舞妓さんから芸妓さんになるように、それとのう進めます。(^_^;)
この時期の言葉の端々には気を付けなければいけません。状況判断、空気を読む。
また、世間でもこの暑い夏に〝暑苦しい格好〟をしていると
〝あの人えずくろしい格好やなあ〟などと、言われますので、お気を付け下さいませ。
京都を歩いていて、〝えずくろしい〟と、聞こえてきたら要注意!
ほめているのではありませんから。

2007年08月14日

大文字 五山の送り火

大文字

2007年08月04日

ほっこり 祇園言葉

今年も8月に入りました。梅雨も明け本格的な夏を過ごします。
祇園の8月は比較的暇な時期になりますが、1日は〝八朔〟でした。
あー猛烈暑い日に2枚重ねの紋付きを着て、祇園中をご挨拶に回ります。
もー裾がひっつくやら汗でおしろいがコテコテになります。(×_×)
つらい日も過ぎ今は〝ほっこり〟した日を過ごしています。この
ほっこり〟忙しい中の”一瞬の癒し”という感覚でしょうか?ドタバタ
した時間を過ごし途中休憩したとき、お茶でもしている時間に
ほっこりしたなあ〟と、いう風に使います。皆様も一度使ってみてください。
今、世間では〝どんだけー〟て言う言葉が流行っていますが、祇園では
昔からつこうてますう!〝どんだけ〟〝あんだけ〟〝そんだけ〟祇園通常語?
なんでも祇園は早ーいんどす。