今日 〝はんなり〟と言う、花街をドキュメントした映画を見てきました。
また、〝さゆり〟とか〝舞妓はーん〟〝暴露本〟なんかと同じかと思い期待薄と、
行きましたが、これが以外と真剣に取り込まれました。監督が他府県の方
とは思えないほど、京都の花街をしっかり見つめた鋭い感覚で入り込んでいます。
私達 祇園育ちには見えない部分 外部だからこそ見える部分 各廓を正確に
紹介している真の文化と芸と特徴。1廓1人をターゲットに詳しく紹介すると言う
わかり安い目線。何故か宮川町のインタビューに関東言葉が多かったのは
驚きました。ミーハーの花街興味のかたにはハウツー物では無いので、
面白くないかも知れないですが、これは廓の保存版だと思いました。日本の文化が
英語で説明され、日本語テロップというのも笑えます。これからの花街のありかた、
それ以後の生き方に課題を託された映画でした。初めての〝ほんまもん〟でした。
2007年11月28日